最近の動向と休診のお知らせ

最近の動向についてですが、溶連菌感染症、インフルエンザA型の患者さんは減りつつあります。大事なことは、この2つの疾患は薬を飲めればすぐに軽快することです。次に気になる疾患が、嘔吐下痢症(たぶんノロウイルスと思われる急性胃腸炎)の患者さんです。少し増加傾向にあります。なかには点滴治療となられた患者さんもいらっしゃいます。RSウイルスの患者さんは診られますが、それほど多くはありません。しかしながら、乳児、喘息疾患の患者さん方は、気をつけていただきたいです。インフルエンザB型の患者さんが診られ、少し増加傾向にあります。また、熱が出ている患者さんが全てインフルエンザではありませんので、ご安心ください。インフルエンザワクチンを接種しているために、いつの間にか軽症でインフルエンザ感染症が治癒している患者さんもいらっしゃると思います。そのような患者さんは、あえて抗インフルエンザ薬を飲む必要はありません。マイコプラズマ感染症は、やや増えているのかなあという印象はありますが、もうすぐ冬休みに入るので、大丈夫ではないかと判断しています。なぜなら、マイコプラズマ感染症は年長さん以上の子供達の病気だからです。幼少の方々にとっては軽症で経過する場合が多い疾患です。    年末に向けて、いろんな疾患があまり流行することなく経過することを願っております。休診のお知らせです。まことに突然で恐れ入りますが、12月29日(月曜日)から令和8年1月3日(土曜日)を冬休みとさせていただきます。分院、本院ともに休診とさせていただきます。長い休みとなり、誠に申し訳ございませんが、職員の健康維持のためです。ご理解、ご了承のほどよろしくお願いいたします。      最後に、新型コロナウイルス感染症と思われる患者さんも診られますが、とても軽症であり、子供達は鼻検査をとても嫌がります。子供たちにとって、とても軽症になってしまった新型コロナウイルス感染症を検査していくのはとても酷なのではと感じており、当院ではほとんど検査も試行しなくなりました。いつも申し上げておりますが、熱が3日以上続く際には医療機関を受診していただければと思います。

喘息の患者さんについてですが、いつも申しあげておりますが、喘息発作が出現してきたり、咳が目立ってきた際には、休薬していた患者さんは、喘息薬をすぐに再開していただくようにお願いいたします。 冬型の天気となり、11月に比較して喘息の患者さんの調子は良くなりつつあります。






今まで患者さんから<かかりつけ医>に関して質問を受けてきましたが、今回、当院も関東甲信越厚生局にかかりつけ医としての登録申請を行いました。かかりつけ医は、6歳未満の患者さんのみに適応される制度であることをご了承ください。当院をかかりつけ医として登録希望される場合には、受付にて説明を受けていただければと思います。患者さんは、かかりつけ医を1医療機関しか登録できないため、分院を希望される方は分院のみ、本院を希望される患者さんは本院のみとなりますことをご了承ください。詳しいことは、受付で説明を受けていただければと思います。


当院は、隔離診察室が2つあり、院内感染を防ぐために、感染力が強い病気に罹患していると考えられる場合には、隔離室で診察をさせていただきます。そのため、隔離診察室で診る必要のある患者さんが多い場合には掃除等に時間がかかるため、待ち時間が長くなることをご了承ください。

また、マスクの着用は、個人の判断でお願いいたします。当院では、マスクを着用していなくてもまったく問題ありません。同様に、当院の従業員もマスクは着用していません。


定期接種のワクチン(無料で接種できているワクチン)に関してですが、とても大事ですので、定期的に接種していただきたいと思います。致死的な病気を予防するためのワクチンですので、定期的に接種していただきたいです。院内感染予防はきちんと行なっておりますので、ご安心ください。

当院では、院内感染を極力なくすために待合室と診察室の換気を常時行なっております。そのため、室内の温度管理が難しくなる日があることをご理解ください。暑すぎたり、寒すぎたりすることが日によってはあるかもしれませんが、なにとぞ、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。