最近の動向とインフルエンザワクチン再度予約受付について

最近の動向についてですが、RSウイルス感染症、溶連菌感染症の患者さんがやや増えてきつつあります。ノロウイルスと思われる急性胃腸炎(嘔吐下痢を伴います)が診られますが、患者さんの数としてはそれほど多くありません。百日咳とマイコプラズマの患者さんは減りつつあります。報道等でご存知かと思いますが、インフルエンザA型の患者さんが診られています。全国的には増加傾向とのことですが、当院では、増加傾向の兆しは、現時点ではありません。そのため、今の段階では、インフルエンザ感染が急激に広がるとは、考えなくてもいいのではと感じております。新型コロナウイルス感染症と思われる患者さんも診られますが、とても軽症であり、子供達は鼻検査をとても嫌がります。子供たちにとって、とても軽症になってしまった新型コロナウイルス感染症を検査していくのはとても酷なのではと感じており、当院ではほとんど検査も試行しなくなりました。いつも申し上げておりますが、熱が3日以上続く際には医療機関を受診していただければと思います。

喘息の患者さんについてですが、咳や喘鳴等の喘息症状が出現している患者さんがやや増えつつあります。いつも申しあげておりますが、喘息発作が出現してきたり、咳が目立ってきた際には、休薬していた患者さんは、喘息薬をすぐに再開していただくようにお願いいたします。特に台風接近の際にはお気をつけください。


インフルエンザワクチンに関してですが、予約していた方のキャンセルが出ましたので、再度受付を開始いたします。10月21日8時45分から本院の電話と本院の対面受付で、予約を受け付けます。不活化インフルエンザワクチン(水銀非含有ワクチン)を20人程度、インフルエンザ生ワクチン(経鼻ワクチン)を5人程度受け付けます。予約人数に達した場合には、予約受付を終了とさせていただきますことをご了承お願いいたします。ただし、不活化ワクチン予防注射接種日は、1回目が11月8日土曜日か11月15日土曜日になり、生ワクチンは火曜日夕方になりますことをご了承ください。



今まで患者さんから<かかりつけ医>に関して質問を受けてきましたが、今回、当院も関東甲信越厚生局にかかりつけ医としての登録申請を行いました。かかりつけ医は、6歳未満の患者さんのみに適応される制度であることをご了承ください。当院をかかりつけ医として登録希望される場合には、受付にて説明を受けていただければと思います。患者さんは、かかりつけ医を1医療機関しか登録できないため、分院を希望される方は分院のみ、本院を希望される患者さんは本院のみとなりますことをご了承ください。詳しいことは、受付で説明を受けていただければと思います。


当院は、隔離診察室が2つあり、院内感染を防ぐために、感染力が強い病気に罹患していると考えられる場合には、隔離室で診察をさせていただきます。そのため、隔離診察室で診る必要のある患者さんが多い場合には掃除等に時間がかかるため、待ち時間が長くなることをご了承ください。

また、マスクの着用は、個人の判断でお願いいたします。当院では、マスクを着用していなくてもまったく問題ありません。同様に、当院の従業員もマスクは着用していません。


定期接種のワクチン(無料で接種できているワクチン)に関してですが、とても大事ですので、定期的に接種していただきたいと思います。致死的な病気を予防するためのワクチンですので、定期的に接種していただきたいです。院内感染予防はきちんと行なっておりますので、ご安心ください。

当院では、院内感染を極力なくすために待合室と診察室の換気を常時行なっております。そのため、室内の温度管理が難しくなる日があることをご理解ください。暑すぎたり、寒すぎたりすることが日によってはあるかもしれませんが、なにとぞ、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。