最近の動向とインフルエンザワクチン予約の再度受付に関して

最近の動向についてですが、RSウイルス感染症、溶連菌感染症とヘルパンギーナの患者さんがやや増えてきつつあります。ノロウイルスと思われる急性胃腸炎(嘔吐下痢を伴います)が診られますが、患者さんの数としてはそれほど多くありません。百日咳とマイコプラズマの患者さんは減りつつあります。新型コロナウイルス感染症と思われる患者さんは増えていると思いますが、とても軽症であり、子供達は鼻検査をとても嫌がります。子供たちにとって、とても軽症になってしまった新型コロナウイルス感染症を検査していくのはとても酷なのではと感じており、当院ではほとんど検査も試行しなくなりました。いつも申し上げておりますが、熱が3日以上続く際には医療機関を受診していただければと思います。なお、インフルエンザA型の患者さんが診られましたが、増加傾向にはありませんので、現時点では、それほど心配しなくてもいいのではと感じております。

喘息の患者さんについてですが、咳や喘鳴等の喘息症状が出現している患者さんがやや増えつつあります。いつも申しあげておりますが、喘息発作が出現してきたり、咳が目立ってきた際には、休薬していた患者さんは、喘息薬をすぐに再開していただくようにお願いいたします。特に台風接近の際にはお気をつけください。


インフルエンザワクチンに関してですが、予防注射の受付を行い、予約がいっぱいになりました。そのため、50人分の追加予約を行うことといたしました。インフルエンザワクチンの予防注射の実施と予約の再度の受付は本院のみです。インターネットか予約専用電話で受け付けます。普通の予防注射枠でインフルエンザの予約をされても無効とさせていただきます。分院で予約された場合も同様に無効とさせていただきます。あくまでも本院のインフルエンザ予約専用枠に予約された場合のみ有効とさせていただきます。予約の再受付開始は、9月23日火曜日9時からです。この日は、当院が休診のため、事務員を通じての予約はできませんのでご注意ください。9月24日以降で予約枠が空いていた場合には、事務員を経由して予約可能です。今回はチメロサールフリー(水銀非含有)の不活化ワクチンのみの再受付となりますことをご了承ください。フルミスト(インフルエンザ生ワクチン)の受付は終了となりました。。10月4日からワクチン接種開始いたします。インフルエンザ不活化ワクチンは1回接種につき4000円、生ワクチンのフルミストは、1回接種9000円とさせていただきます。フルミストは1回接種のみで、有効です。



今まで患者さんから<かかりつけ医>に関して質問を受けてきましたが、今回、当院も関東甲信越厚生局にかかりつけ医としての登録申請を行いました。かかりつけ医は、6歳未満の患者さんのみに適応される制度であることをご了承ください。当院をかかりつけ医として登録希望される場合には、受付にて説明を受けていただければと思います。患者さんは、かかりつけ医を1医療機関しか登録できないため、分院を希望される方は分院のみ、本院を希望される患者さんは本院のみとなりますことをご了承ください。詳しいことは、受付で説明を受けていただければと思います。


当院は、隔離診察室が2つあり、院内感染を防ぐために、感染力が強い病気に罹患していると考えられる場合には、隔離室で診察をさせていただきます。そのため、隔離診察室で診る必要のある患者さんが多い場合には掃除等に時間がかかるため、待ち時間が長くなることをご了承ください。

また、マスクの着用は、個人の判断でお願いいたします。当院では、マスクを着用していなくてもまったく問題ありません。同様に、当院の従業員もマスクは着用していません。


定期接種のワクチン(無料で接種できているワクチン)に関してですが、とても大事ですので、定期的に接種していただきたいと思います。致死的な病気を予防するためのワクチンですので、定期的に接種していただきたいです。院内感染予防はきちんと行なっておりますので、ご安心ください。

当院では、院内感染を極力なくすために待合室と診察室の換気を常時行なっております。そのため、室内の温度管理が難しくなる日があることをご理解ください。暑すぎたり、寒すぎたりすることが日によってはあるかもしれませんが、なにとぞ、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。