2025. 4. 8
最近の動向と休診とかかりつけ医に関しまして
最近の動向についてですが、ノロウイルスと思われる急性胃腸炎の患者さんは、かなり減少しつつあります。症状は 嘔吐、下痢、1日程度の熱(熱のない患者さんもいらっしゃいます)で、重症の方はいらっしゃいません。インフルエンザウイルス感染症も、かなり減りました。ヒトメタニューモウイルス感染症とRSV感染症は診られますが、この2つのウイルス感染症の患者さんも減りつつあります。マイコプラズマ感染症の患者さんはかなり減少傾向にあるかと思います。上記以外では、百日咳、溶連菌感染症、アデノウイルスの患者さんが診られますが、それほど多くはありません。新型コロナウイルス感染症の患者さんは、診られますが、子供達はとても軽症です。初感染であっても、ほとんどの患者さんが2日以内に解熱しています。こどもたちにとっては、新型コロナウイルス感染症は、俗に言われる風邪とほぼ同じ程度まで軽症化したと思います。
喘息の患者さんについてですが、咳や喘鳴等の喘息症状が出現している患者さんが増えてきました。季節変わりは喘息の患者さんは気をつけていただきたいのですが、このところの落ち着かない天気も発作の原因かとも考えています。いつも申しあげておりますが、喘息発作が出現してきたり、咳が目立ってきた際には、休薬していた患者さんは、喘息薬をすぐに再開していただくようにお願いいたします。
今まで患者さんから<かかりつけ医>に関して質問を受けてきましたが、今回、当院も関東甲信越厚生局にかかりつけ医としての登録申請を行いました。かかりつけ医は、6歳未満の患者さんのみに適応される制度であることをご了承ください。当院をかかりつけ医として登録希望される場合には、受付にて説明を受けていただければと思います。患者さんは、かかりつけ医を1医療機関しか登録できないため、分院を希望される方は分院のみ、本院を希望される患者さんは本院のみとなりますことをご了承ください。詳しいことは、受付で説明を受けていただければと思います。
当院は、隔離診察室が2つあり、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、RSウイルス感染症やヒトメタニューモウイルス感染症等の患者さんは、新型コロナウイルス感染症流行前と同じように隔離診察室等で待っていただき、診療を実施しています。極力院内感染を防ぐためです。この診療体制は、新型コロナ流行前と同じですので、この件に関しましては、ご了承、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 また、マスクの着用は、個人の判断でお願いいたします。当院では、マスクを着用していなくてもまったく問題ありません。同様に、当院の従業員もマスクは着用していません。 定期接種のワクチン(無料で接種できているワクチン)に関してですが、とても大事ですので、定期的に接種していただきたいと思います。致死的な病気を予防するためのワクチンですので、定期的に接種していただきたいです。院内感染予防はきちんと行なっておりますので、ご安心ください。
2025年4月30日水曜日は本院と分院を休診とさせていただきます。4月28日月曜日と5月2日金曜日は分院が休診で、本院のみの診療となります。突然の休診でご迷惑をお掛け致しますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症の患者さんは、インフルエンザ感染症の患者さんと同様の扱いとなり、当院は、新型コロナ流行前と同じ診療体制に戻りました。熱のある患者さんは、熱ありの待合室か、隔離診察室にて待っていただいています。それでも、熱のある患者さんが多い場合には、隔離診察室の掃除に時間がかかるため、待ち時間が長くなっています。誠に申し訳ございませんが、ご理解、ご了承のほどお願いいたします。また、当院では、待合室と診察室の換気を常時行なっているため、室内の温度管理が難しくなっていることもご理解ください。誠に申し訳ございませんが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。