最近の動向について

最近の動向についてお伝えいたします。インフルエンザB型感染症、コロナウイルス感染症、RSウイルス感染症、ヒトメタニューモウイルス感染症の患者さんがほぼ同程度に診られていますが、患者さんの数はとても少なく、それぞれ1日に1〜2人ぐらいです。インフルエンザA型感染症は、診られておりません。

上述した疾患の他に、溶連菌感染症が目立ちます。発疹を伴う症例が目立ちます。発疹もあまり典型的でなく、誤診してしまうような症例も診られるため、診断に苦慮することもあります。ただ、前例、抗生剤で治癒していますので、時々質問を受ける人食いバクテリアは診られていませんのでご安心ください。

嘔吐、下痢を伴う急性胃腸炎の患者さんは、1日3〜5人ぐらい診られていると思います。ノロウイルスが原因と思われます。入院したり点滴まで要した患者さんは当院では診られませんでした。

いつも申し上げておりますが、熱が3日以上続く際には医療機関を受診されることをお勧めいたします。

喘息の患者さんについてですが、咳や喘鳴等の喘息症状が多い日とそうでもない日が診られます。天気の影響や黄砂の影響もあるかと感じております。季節の変わり目であり、喘息発作が出現してきた患者さんがやや増えております。いつも申し上げておりますが、咳が目立ってきた際には、休薬していた患者さんは、喘息薬をすぐに再開していただくようにお願いいたします。

当院では、1400人を超える新型コロナウイルス感染症の患者さんを今まで診ました。重症で大変だった患者さんは、当院では、現時点では診られていません。

2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症は、インフルエンザと同じ扱いとなりましたので、当院は、新型コロナウイルス感染症が、流行する前の医療体制に戻りました。熱のある患者さんは、新型コロナウイルス感染症流行前と同じように隔離診察室、もしくは熱ありの待合室で待っていただき、診療を実施しています。新型コロナ流行前と同じですので、この件に関しましては、ご了承、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

また、マスクの着用は、個人の判断でお願いいたします。当院では、マスクを着用していなくてもまったく問題ありません。同様に、当院の従業員も個人の判断で、マスクを着用している従業員、マスクを着用していない従業員がおりますこと、ご理解、ご了承のほどお願いいたします。


定期接種のワクチン(無料で接種できているワクチン)に関してですが、とても大事ですので、定期的に接種していただきたいと思います。致死的な病気を予防するためのワクチンですので、定期的に接種していただきたいです。院内感染予防はきちんと行なっておりますので、ご安心ください。

2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症の患者さんは、インフルエンザ感染症の患者さんと同様の扱いとなり、当院は、新型コロナ流行前と同じ診療体制に戻りました。熱のある患者さんは、熱ありの待合室か、隔離診察室にて待っていただいています。それでも、熱のある患者さんが多い場合には、隔離診察室の掃除に時間がかかるため、待ち時間が長くなっています。誠に申し訳ございませんが、ご理解、ご了承のほどお願いいたします。また、当院では、待合室と診察室の換気を常時行なっているため、室内の温度管理が難しくなっていることもご理解ください。誠に申し訳ございませんが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。