最近の動向とコロナウイルス感染症について

最近の動向ですが、新型コロナウイルス感染症用の抗原検査やPCR検査で、当院で陽性となった患者さんが280名を超えました。(生後2ヶ月から成人) 基礎疾患は喘息等いくつかの疾患の方が含まれていますが、当院での経過はとても良好でした。今までに、2人の方が入院されました。2人の患者さんは、肺炎等に罹患して入院したのではなくて、コロナとは別の疾患になられて入院となりました。現時点では、コロナ感染症中に肺炎等で入院された方は一人もいらっしゃいません。コロナウイルス感染症の患者さんの約90%は、発熱が認められても、36時間以内(1日半)で解熱しています。中には、39度を越える熱が診られる患者さんもいらっしゃいますが、高熱であっても、大部分の患者さんが1日半ぐらいで解熱しています。38度以上の熱が48時間以上続いた患者さんは約10%程度です。全く症状のない、不顕性感染の患者さんもいらっしゃいます。つまりは、当院で診た、コロナウイルス感染症の患者さん方は、現時点では、軽症の方が大部分ということです。喘息の基礎疾患がある患者さんで、喘鳴が診られたこともありましたが、外来で治療できるレベルの喘息発作でした。小児のオミクロン株による新型コロナ感染症は軽症傾向にあると考えていいと思います。熱が出た初日はインフルエンザの時のように少し、だるそうにしている患者さんも診られますが、翌日には、熱があってもかなり元気になられる方が多いように思います。

当院では、コロナ感染症疑いの患者さんは、隔離診察室等で診察、検査を実施しているため(院内感染を防ぐため)、診察後の掃除と換気に時間がかかることがあります。そのため、コロナ疑いの患者さんは待ち時間が多くなり、ご迷惑をおかけしておりますが、院内感染を防ぐためには大変重要なことですので、今後とも、ご了承、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
今後も、オミクロン株感染症の患者さんは、数は減りますが、まだまだ続くと思います。検査キットも十分に手にはいるようになってきましたので、熱の出ている患者さんは、極力検査を施行するようにしております。

次に、熱や嘔吐や下痢を伴うウイルス感染性胃腸炎は5月になり再び増加傾向にあります。

インフルエンザの検査、RSVの検査も時々しておりますが、当院では、現時点では、インフルエンザやRSV感染症の患者さんは診られていません。まだ、患者さんの数は少ないですが、アデノウイルス感染症、溶連菌感染症の患者さんが少しだけ診られています。いつも申し上げておりますが、熱が3日以上続く際には医療機関を受診されることをお勧めいたします。

喘息の患者さんですが、天気が優れないため、喘息症状が診られている患者さんが増えてきました。休薬していた患者さんは、咳が出たら喘息薬を再開していただくようにお願いいたします。

 

 

 

定期接種のワクチンに関しましては、とても大事ですので、定期的に接種していただきたいと思います。子供(乳児)にとってコロナウイルスよりも死亡率の高い細菌やウイルスは地球上にたくさんいます。それらを予防するためのワクチンですので、定期的に接種していただきたいです。院内感染予防はきちんと行なっておりますので、ご安心ください。

現時点で、日本においては、新型コロナウイルス感染症で10歳以下の子供さんが亡くなったケースは報告されていません。基礎疾患のない10歳以下の日本人の子供達にとっては、新型コロナウイルスは軽症の症例が大部分であると考えていいと思います。

 

<<日本脳炎ワクチンについて>>

日本脳炎ワクチンの製造メーカーは、日本国内に2社ありますが、そのうち1社が製造を見合わせておりましたが、生産が再開されましたので、日本脳炎ワクチン接種が必要な患者さんは、制限なく自由に受けることができるようになりましたので、お伝えいたします。

 

コロナウイルス感染症の患者さんが落ち着くまでは、熱ありと熱なしの患者さんを受付も診察も完全分離することとしました。そのため、熱のある患者さんは、隔離診察室の掃除に時間がかかるため、待ち時間が長くなる可能性がありますことをご了承ください。また、当院では、待合室と診察室の換気を常時行なっているため、室内の温度管理が難しくなっていることをご理解ください。誠に申し訳ございませんが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。